
>働き方の違い 日本とアメリカ 新人の意識 2016-09-02 17:15:22
先日知らない外国人から履歴書が送られてきました。
「私は本国ではコックとして働いていました。
そのかたわら、教会で子供たちにギターを教えていました。
協調性があり、人に物事を教えた経験もあります。
この経験と能力を生かせば、会員様に英語を教えることができ、貴社にも貢献できます!」
などと書かれていました。
このような仕事をしているとたまに知らない外国人から急にこのようなメールが届く事があります。
いつも感心するのですが、外国人は本当に自己アピールが上手です。
「こんな経験がある→こんな能力が養われた→だからこの仕事に私はふさわしい」
直接の実績があろうがなかろうが、強引で大げさながらもこのような議論の組み立てで上手にアピールしてきます。
(一つ一つ細かい事を見ていけば、突っ込みどころは満載なのですが・・・)
たとえそれが学校を卒業したばかりの「新卒」であっても、
学生時代の構内活動、アルバイト、ボランティアすべて使ってアピールしてきます。
アメリカ人に聞けば、
「学校を卒業した時点で働く為のスキルは身につけている。
会社側も即戦力としてみている。
何年目の人間でも、どれだけ新しい事に挑戦したかが一番の評価ポイントだ。(失敗してあたりまえ、成功するまで挑戦する)」
そうです。
そう考えるとどれだけ貢献できるか、何ができるかをアピールするのは当たり前ですね!
日本では新卒者は何もできなくて、3年ぐらいはまだまだペーペー、5年でやっと戦力などと考えますが、
まったく考え方が違うのですね。
当スクールにも外国人と仕事をするために英語を勉強したいという方が増えています。
英語がうまくなっても、「私はまだまだ新人なので」とか「失敗はしたくないです」などと言うと信頼されないかもしれませんね。
これを読んでくださった皆様には、実際に外国人と接する機会を作ってもらいたいです。
そうすれば、英語だけでなく、外国人といい関係を作るための大切なことが学べますよ!
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